《ルートの説明》

今回は、巨木を訪ねて霞ヶ浦をサイクリングして来ました。土浦市街から程近い丘の上にある、空禅寺のイタジイと、菱木川右岸の丘の上の、出島の椎です。

車で霞ケ浦総合公園まで行き、そこから往復しました。

霞ケ浦総合公園を出発し、ヨットハーバー脇を抜けて、湖岸を行きます。ところで、天気の良い日曜

日なのに、係留された船が多いですね。ヨット文化が、まだ日本に根付いていないのでしょうね。

 

さて、湖岸を離れ、国道354を渡り、広々した蓮田の端まで来ました。前方の丘の上に独立樹(画面

中央)が見えて来ましたが、あれが、空禅寺のイタジイです。

 

急坂を登ってイタジイまで来ました。空禅寺のイタジイと呼ばれていますが、寺の境内にあるわけでは

無く、何も無い草地に立っています。枝ぶりも大きく、樹勢は盛んです。太さは県内最大です。

 

これは上の写真とは違った角度からの撮影。周りに人家が無ければ、コマーシャル撮影に使えそうな

趣ですね。

 

ところで、イタジイとはスダジイの別称です。南方系の樹で、現在の北限は新潟から福島あたりとか。

最寒月の平均気温が2℃以下だと生きられないそうです。

  イタジイは 西浦見下ろす 丘に立ち 風と語らい 四百余年

 

鶴沼公園を通過します。ここは一の瀬川の上流部にあたり、灌漑用に江戸時代に造られた鶴沼が

あります。筑波山が良く見えています。

 

鶴沼公園から僅かで、市道西成井・神立線(かすみがうら花の道)に出て、東に向かいます。ここの

特徴は、広い側道があること。なので、敢えて車道を走る必要はありません。

 

上記の道を4.3Km走って左折し、菱木川に降りてきました。いづな橋です。ここから川沿いに舗装路

があるので、てらした橋まで下ります。

 

てらした橋で菱木川を離れ、右岸の台地を登ります。すると、赤い屋根の長楽寺山門が見えてきます。その左の

丸く見えるのが、出島の椎です。右の写真は、道辺にあったムラサキシキブです。

 

これが出島の椎です。根元に祠とか石碑があり、全貌が掴み難い樹です。

 

祠を避けた角度から撮影。樹の周囲は小さな地蔵が取り囲んでいます。明るい雰囲気の空禅寺の

イタジイに比べると、こちらは暗く魁偉な印象を受けます。

 

ここ長楽寺は、かつては格式の高い大きな寺だったそうですが、度々の火災により、現在は、山門と

出島の椎だけが、往時を偲ばせるよすがとか。境内に彼岸花が咲いていました。

 

さて、帰る途中で、太子古墳を見学しました。これは菱木川左岸の台地の上にあります。前方後円墳の石室が

民家の隣の道端にあり、見学できます。写真左が入口。右が石室内部。大正時代の発見時には、石室内壁に

は朱色の丸紋が多数描かれていたそうです。人骨は二人分。奥さんが殉死したんでしょうか。

なお、古墳好きの方は、近くに、更に大規模な富士見塚古墳(220204)がありますので、そちらも見学下さい。

 

帰りは湖畔のサイクリングロードを通りました。とある船溜まりで、初めて、帆引き船を見ました。

写真、大きい方の船です。太い帆柱と、長い帆桁が見てとれます。

 

さて、霞ケ浦総合公園に帰りました。駐車場の隣で、遊覧ヘリコプターが離発着していました。