《ルートの説明》
水雲山潮音寺は奈良・薬師寺(法相宗大本山)の東関東別院という立場のお寺です。本山の薬師寺に倣い、
檀家は持たない、葬儀はしない、墓地も持たない、という伝統を守っています。だとしたら、お寺の経費は何で
賄っているのでしょうね?また、葬儀をしない寺の存在意義って何なんでしょうね。
という事で、興味を惹かれた私は、寒い中、はるばると利根川を下って、水雲山潮音寺にお参りに出かけたと
いう次第です。


利根川を若草大橋で左岸に渡ったところです。正面から朝日を受けながら、土手
を走ります。

長豊橋と常総大橋の間の茨城側の河川敷で良く見かける牛の放牧。

牛の次は鴨。この時期、至る所で鴨の群れを見かけます。

東関東自動車道の下で利根川を離れます。ここは与田浦を渡る橋の上。遠くに見える
高架道は東関道です。

東関道の側道で常陸利根川まで来ました。東関道にぶら下がる形で歩道が設けられて
いるので、それで常陸利根川を渡ります。

水雲山潮音寺に着きました。住宅地の中の広い敷地です。門柱に大きく書かれているの
は慈母観音。その下に小さく水雲山潮音寺と。

境内に入りました。普通、門から本堂まで参道が真直ぐ続くものですが、ここでは参道
があるべき所は、広い芝生の原になっていました。

本堂です。芝生はロープがめぐらしてあるので、通行禁止のようです。お参りする人は
左右から迂回するようです。

普通のお寺は本堂外に置かれた賽銭箱の前でお参りしますが、ここは「本堂に入って
お参り下さい。」との張り紙があったので、入りました。誰もいませんでした。

薬師寺に倣ったのでしょうか、三体の仏さまが並んでいました。

三体の中央におわしますは、聖観世音菩薩(通称、慈母観音)。黒光りした薬師寺の聖
観世音菩薩は有名ですが、こちらは有名な彫刻家が近年作ったものと、お寺の案内に
ありました。

境内にある80体のお地蔵様。311に石巻の大川小学校で亡くなった児童らを慰霊する
モニュメントです。

最後に本堂を斜め方向から撮ってみました。それにしてもあまり見かけない建築様式
ですね。調べたけれど解りませんでした。飛鳥様式?
あと、この寺では、8月に行われる万燈会が有名です。本堂前の広い芝生に、一万本
の蠟燭が灯されるそうです。

帰りは水郷大橋を渡り、利根川右岸で帰りました。右岸のほうが若干、路面が良いのと、
僅かに距離も短いようです。