《ルートの説明》
武蔵国一宮・氷川女體神社に行ってきました。昨年最後のサイクリングで武蔵国一宮・氷川神社に詣でましたが、そのルートから、ちょっと外れ
るだけでこの氷川女體神社にも立ち寄れた事に後から気が付きました。迂闊でした。
ところで、一之宮もしくは一宮と呼ばれる神社は、その地域(国)で最も格式の高い有力な神社とされています。例えば、常陸国一宮は鹿島神宮、
下総国一宮は香取神宮、上総国一宮は玉前神社、などなど。しかるに武蔵国では、複数の神社が一宮を名乗っています。以下はその理由。
昔は広大な沼であった見沼の畔に三つの神社が建てられました。大宮氷川神社の御祭神は須佐之男命(スサノオノミコト)、氷川女體神社の御
祭神は稲田姫命(イナダヒメノミコト)。スサノオが八岐大蛇から救い、妻としたのが、稲田姫命です。二人を祀る神社を直線で結んだ中間部に中
山神社というのがあり、その立地から、中氷川神社とも呼ばれているそうですが、御祭神は大巳貴命(オオナムチノミコト)、別名:大国主命で、
スサノオと稲田姫の孫にあたります。そして昔は、これら関係深い三社をまとめて氷川神社として捉えていたようです。ですから,大宮氷川神社が
武蔵国一宮を称すれば、自動的に氷川女體神社も一宮となる、という事なんでしょう。


ここは手賀川の浅間橋の上です。左岸の道が工事通行止めなので、ここで右岸に渡りました。

手賀沼から大堀川、流山おおたかの森を経て、江戸川の土手に出ました。海から29キロ地点です。

元荒川の土手の道です。右側は文教大学です。

国道463号を西に進みます。

浦和大学を経て、芝川に出て、見沼大橋を渡ります。

見沼大橋を過ぎてから、芝川と並行した小川(見沼代用水西縁)沿いの道に出ます。赤い橋が
現れると、その一段上が、武蔵野国一宮・氷川女體神社です。

木洩れ日で見えにくいですが、石段に上に、鳥居と拝殿の屋根が見えます。

武蔵野国一宮・氷川女體神社の拝殿です。

拝殿に掲げられた扁額「武蔵国一宮」。

本殿は女神(稲田姫命)を祀るにふさわしく、赤く塗られています。

この神社での願い事が叶った人は、人形に着物を着せて奉納するそうです。女神の神社に
相応しい習わしですね。

雛人形みたいですね。これを奉納した人は幸せになったのでしょう。

神社の鳥居をくぐり、石段を下り、用水を渡り、真っ直ぐ進むこと百メートル。しめ縄で区画された
空間が現れます。昔は御座船に神輿を乗せて見沼に渡御する磐船祭が行われており、その祭祀
が行われていた場所がここだそうです。ところで、当時の見沼の大きさですが、12平方キロと云わ
れています。これは牛久沼の2倍、手賀沼の3倍の広さになります。

帰途につきます。国道463号の陸橋の上からの浦和美園駅です。