《ルートの説明》
霞ヶ浦(西浦)の土浦入の北岸は、行けども行けども続く蓮田が印象的な所です。この時期、これら蓮田は花の季節を迎えています。鑑賞用の蓮
では無いので、その殆どが白い花となりますが、咲いている数と面積を考慮すると、わざわざ見に行くに値する景観であると私は思っています。
なお、せっかく土浦入北岸を走るのですから、今まで行った事のなかった歩崎展望台(茨城百景)と椎名家住宅(国指定文化財)に寄ってきました。


早朝に車で霞ヶ浦総合公園に来ました。今日の所要時間は50分でした。ここからサイクリング
をスタートします。

総合公園を出て程なく、水郷橋で桜川を渡ります。橋の手摺の装飾は、川の名に因んだ桜模様
です。

蓮田の蓮の花は殆どが白い花ですが、稀にピンク色が含まれます。

花をアップで撮ってみました。

湖岸のサイクリングロードをかすみキッチンまで来たら、脇を抜けて、歩崎公園の裏の道を進みます。
すると最初に、西参道という標識が現れますが、これは廃道っぽい道なので通過し、展望台入口と記
された、しっかりとした階段を登ります。ここは歩崎観音の正参道でもあります。

急傾斜の階段を息をはずませながら登ります。

階段を登りきると、かなり広い歩崎観音(宝性院歩崎山長禅寺)の境内です。仁王門も備えた
予想よりも大きなお寺でした。

歩崎観音境内の最も霞ヶ浦側に展望台が設けられています。傍らに茨城百景の碑もありました。

展望台からの眺め。霞ヶ浦大橋から土浦市街に至る水域(土浦入)と、霞ヶ浦大橋以北の水域(高浜入)
が交わる広い水域(三叉沖)がここから眺められます。

湖岸を走るサイクリングロードが良く見えます。走っているサイクリストを入れて写真を撮りたかった
のですが、誰も現れませんでした。

出羽屋(佃煮工場)の所で湖岸を離れ、R197の坂を登り、椎名家住宅にやって来ました。国指定重要文
化財です。昭和45から46年に解体修理が行われ、その際、発見された墨書きから、延宝2年(1674年)12
月3日の建立である事が分かりました。築年数が分かっている民家としては、東日本で最古のものになり
ます。

350年前に、この家はどうやって建てられたのでしょうか?用材の調達は?製材は?運搬は?
色々と興味は尽きません。

以前一度来たことがある「崎浜牡蠣化石床・横穴古墳群」に来ました。R118の道端にあります。12〜13
万年前、ここが古東京湾の渚でした。そこに自然に堆積した牡蠣殻がいま露出しています。縄文時代の
貝塚とは、年代も成り立ちも違います。

牡蠣殻の露頭です。そういえば印西市でも同じ時期の貝層の露頭が見られます。木下貝層です。
ただ、印西で見られる貝化石は、殆どが二枚貝です。


最後の写真は、途中の船溜まりで見かけた帆引き船です。何年も霞ケ浦に通っていますが、帆を
広げて網を引いている帆引き船を未だ見たことがありません。