《ルートの説明》

平将門公とは、東国の独立を掲げて関東で暴れまくり、親皇を自称したため、逆賊として藤原秀郷らに討たれて、天慶3年(940)亡く

なりました。その際、首は京に送られ、残った胴体は坂東の延命院に葬られました。現在も胴塚として残っています。

将門公は、その霊力のまことに強い方であったようで、日本三大怨霊の一人と呼ばれています。近世においても、東京大手町の首塚

を壊して、建物増築を図った関係者が多数亡くなるとか、その祟りの強さが伝説となっています。新年早々に何故そんな恐いところに

行くのかと思われるでしょうが、理由は私もよくわかりません。まさか、引き寄せられたとか・・・。

小貝川の戸田井橋を経由して利根川左岸を行きます。このあたり、河川敷からすぐに丘(標高22m)

が立ち上がるので、土手がありません。丘の上は東京芸大のキャンパスがあります。

 

前方の鉄橋は常磐線。その先は国道6号の大利根橋です。今回は土手を下り、河川敷側を通過

ですが、市街地側に下りても通過可能です。

 

新大利根橋(R47)と常磐自動車道の間にある越流堤。巾でいうと100mくらい。

 

常磐道の下を通過し、再び土手へ戻るつもりでいたら、工事通行止め。やむなく土手下の明治乳業

の前の道を行くと、畑の中を一直線に行く良い道でした。周りの作物はキャベツです。

 

滝下橋で鬼怒川を渡ります。このあたりの鬼怒川は、両側が崖状の渓谷となっています。上流は広々

とした平野を流れ、最下流で渓谷というのも面白いですね。

 

滝下橋から先は道なりです。写真はR52。菅生交差点を過ぎると、R252と呼び名が変わります。

菅生交差点から約4Kmで目的地ですが、分岐に「延命院(胴塚)」の看板があります。

 

神田山延命院に着きました。広い境内にお堂が点在しています。綺麗な装飾の写真のお堂は、

おそらく観音堂かと。境内には私のみ。誰一人いません。

 

画面中央に二本の石碑が立っていますが、あれが将門公胴塚です。ところで、将門公関連施設に

詣でる場合、祟りを避けるためのルールがあるとか。例えば、詣でた後に成田山に行ってはいけま

せん。その理由は、成田山が朝廷の命令で、将門調伏の祈禱を行ったからだそうです。それから、

名前に藤の字がつく人は、そもそもお参りすらしては行けない、とか。めんどくさ。

 

将門公胴塚のクローズアップ。ところで、私は成田山の常連ですが、祟るのどうのは、まったく気にして

いません。いかに将門公が怨霊であろうと、私如きを相手にするほど暇ではないでしょう。

 

胴塚の背後。六体の地蔵様が胴塚を見守っているかのようでした。

 

延命院を出て、近くの菅生沼・天神山公園に寄り道しました。ここは白鳥の飛来地のようですが、

白鳥はいません。記録を見ると、一日に2羽とか、多くて16羽とか、ごく少数のようです。数百羽の

白鳥が見たい方は、印西市の白鳥の郷にお越し下さい。

 

更に一言主神社にも立ち寄りました。ここは誰もいなかった延命院と違い、1月6日というのに、

多くの参拝客が訪れていました。

 

お参りの人が長い列をなしていました。