《ルートの説明》
この地域では、龍正院(滑河観音)とワットパクナム日本別院に行ったことがあります。今回は小御門(こみかど)神社という神社に
興味を惹かれて行って来ました。祀られているのは、後醍醐天皇の側近であった藤原師賢(もろかた)公。境内林は千葉県の天然
記念物になっています。


根木名川水門を通過したところです。普通は、この先で再び土手のサイクリングロードに戻る
のですが、今日は国道を渡り、国道と並行した土手下の道で走ってみました。

龍正院(滑河観音)に着きました。後ろは藁葺の素朴な仁王門です。室町時代の建立で、国の
重要文化財です。

中の仁王様も素朴な感じがいたします。

これは本堂。千葉県の有形文化財になっています。1696年の建立。

ここは天井に描かれた天女の絵が有名です。左右二枚の絵があり、これは右側。琴を持った
天女です。ちなみに、左側の天女は蓮の花を持っています。

龍正院から小御門神社に向かいます。利根川低地から坂を登って台地の上に出なくては
なりません。これは途中で見かけた、かわいらしい双体道祖神です。

小御門神社に着きました。鳥居は木製です。明治12年、明治天皇より小御門神社の社号を
賜り、明治15年(1882)に造営されました。

これは拝殿です。本殿とは離れていて、参拝者はここでお詣りします。賽銭箱には菊の御紋
があります。

これが本殿です。御祭神の藤原師賢(もろかた)公とはどんな人かと言うと、時は鎌倉時代後期、
後醍醐天皇の側近でした。元弘の乱で、天皇の身代わりで比叡山で討幕の挙兵をし失敗。捕え
られ下総流刑となり、この地で32才で没したという、言うなれば忠臣です。

本殿の裏に奥の宮(本来の藤原師賢公の墓所)があり、そこに向かう道の脇に彼岸花が咲いて
いました。私にとって、今年初めて見る彼岸花です。

奥の宮です。師賢公は、この地に流刑されて僅か三ケ月後に亡くなっていますが、自然死
だったのでしょうか? 彼の遺した歌があります。
故郷の 同じ空とは 思ひ出じ かたみの月の くもりもぞする

境内の林は千葉県指定天然記念物になっています。シラカシの巨木が多いようです。

帰りは常総大橋を渡り、利根川左岸を通ります。

行きに通過した根木名川水門を対岸に見るあたりに来ると、いつも牛の放牧が見られます。
飽きずに、いつも自転車を止めて写真を撮る私です。