《ルートの説明》
龍頭寺のある匝瑳市木積(きづみ)地区は、別名「藤の里」と呼ばれるくらい藤が多く、その数はおよそ三百本。
随所で藤の花々を見ることが出来ます。龍頭寺の大藤だけではないよ、という事です。
では何で藤が多いのか?と言うと、話は300年前の元禄時代に遡ります。木積の娘、加納おせんが、藤と篠竹
を材料とした藤箕(福箕)という農具を発案しました。(下の写真) 穀物や豆をふるって、殻やゴミを選り分ける
道具です。

その製作技法は国の重要無形文化財に指定されています。なので、箕(み)を作る材料として、多くの藤がこの
地区にあるのです。当時の木積の住人にとって、箕は重要な産品になったのでしょう。おせんへの感謝と藤の木
へのお礼の気持ちで、毎年、「おせん様の藤祭り」が花の時期に行われています。


国道464で成田湯川。そこから成田ニュータウンの外郭道路経由で成田駅東口に出ました。

成田駅から根木名川谷津道を進みます。もう田植えの済んだ田んぼもありました。

根木名川から木戸川源頭に出て、芝山から県道45号を進みます。ここは栗山川を渡る新井橋です。

ここは県道45号の日吉郵便局から1.6キロ来た地点です。ここで農道に左折して国道296号に向かいます。
特に目標物はありません。私は、距離を目安にしました。

画面右側の道が、通行量の多い国道296号です。画面左の道で龍頭寺に向かいます。

国道296号から谷津の縁を進み、最後は坂を登って台地の上に出ます。すると広場状の場所があり、
そこが龍頭寺の入口です。芝さくらの地上絵(鯉のぼり?)がありました。

上記の広場から坂を下ると龍頭寺です。これが樹齢100年の大藤です。

見頃にはちょっと早かったようで、房が十分に伸び切っていません。

この時期、「おせん様の藤祭り」が開催中です。ここも大きな藤棚があり、イベント会場でもあるようです。
藤を眺める散策路の入口でもあります。

散策路は台地と谷津の間の傾斜部につけられていて、多くの藤棚を見る事が出来ます。これは
白藤ですね。

これは紫の藤ですが、房が太いですね。ヤエフジです。

薄紅色の藤。蜜を求めて蜂が飛び交っています。

藤香る 木積を行けば 箕造りの おせんの唄う 歌まぼろしか

近くの円実寺にやって来ました。ここは大つつじ(画面奥)で有名です。

この大きな塊が一本のつつじです。今は二分咲きですが、満開時は素晴らしいことでしょう。