《ルートの説明》
6月19日に、利根親水公園〜立木貝塚〜花輪台貝塚、を巡ってきました。その時の親水公園は、蓮の開花が始まったばかり
でした。満開の古代ハスが見たいのと、前回行かなかった布川貝塚も見たかったので、再度、利根町に行ってきました。35度
を越える日中の猛暑の中を走るのは危険なので、早朝の朝食前に行ってきました。


利根親水公園の貯水池。前回は快晴でしたが、今回は朝靄が出て、墨絵風の景色。

古代蓮はたくさん咲いていました。日曜なので、早朝から人が出ています。

蓮の花のアップ。

遠景が霞んでいるので、より風情のある景色になっています。

親水公園から新利根川沿いの道を西に進みます。ここはR4を過ぎたあたりの新利根川。いつも利用する
下流域に比べると、川幅が随分細くなっています。

R4に面した徳満寺の入口に布川城址の標柱があります。ここは台地の上なので、坂を登ってこねばなりま
せん。この場所に本丸が、現在の町役場の所に二の丸があったそうです。

二つ並んだ碑の大きい方が、日本最古の十九夜塔。万治元年(1658年)の製作。十九夜講というのは、別名を
子安講と言い、安産や子育て、子供の健康を祈願する女性の集まり。毎月19日の夜に集まることから、そう呼
ばれました。女性の息抜きの場でもあったようです。
この寺には、少年時代の柳田國男(民族学者)に強い衝撃を与えたと言う「間引き絵馬」もあります。

徳満寺から坂を下って来見寺に来ました。寺の門が見えていますが徳川家康公ゆかりの寺ということで、朱塗り
が許されたという権威のある門です。門の脇に小林一茶の句碑があります。
赤門や おめずおくせず 時鳥(ほととぎす)
私も一茶に便乗して一句・・・
赤門を ためつすがめつ 突きつつき
私の意味不明の駄句はさておき、句と言うと、この寺の鐘には家康公の句が記されています。
きぬ川に 布も晒すや 秋の雲
この一句で、家康公の自然観やら人生観まで、垣間見えるような気がしませんか? ところで当時、布川の脇を
流れていたのは、利根川でなく鬼怒川でした。又、地名の府川がなぜ布川になったか?等々、話が長くなるので
以下省略。

来見寺の門前のちょっと先に、布川貝塚の標柱と説明版があります。背後の塀の上は墓地、周りは住宅地で、
貝塚を直接見る事は出来ません。利根町の三か所の貝塚を見ましたが、直接貝塚の上を歩ける立木貝塚が
一番のお勧めと言えます。