《ルートの説明》

梅雨の晴れ間の半日、印西市から見て利根川の対岸の、茨城県北相馬郡利根町で、縄文時代の貝塚を見学してきました。

若草大橋(有料、自転車20円)を渡り、R11の50m手前の農道に左折する。

 

利根親水公園の東端に着きました。貯水池脇の道を進むと、蓮池が現れます。

 

蓮池の中に木道が設けられていています。蓮の開花が始まっていました。

 

ここの蓮は古代ハス(大賀ハス)です。おそらく印西から一番近くで見られる古代ハスかと思います。

 

親水公園から僅かで、蛟もう神社です。鳥居の脇に、立木貝塚の標柱が建っています。というか、貝塚の上

に神社が乗っている状態です。なお、この鳥居は「君の名は」の宮水神社の鳥居のモチーフとなったそうです。

 

蛟もうの読み方は、こうもう。これはみずち(水蛇もしくは水中に住む龍)とも読み、何とも凄い名前ですが、これ

は怖い伝説があるわけでなく、土地の形からきたものとか。

伝承に拠ると、この神社の開基は紀元前288年。主祭神は罔象女大神(みつはのめのおおかみ)、水を司る女神。

水神を祀る神社としては関東最古とか。927年の延喜式神名帳(神社のリスト)にはこの神社が記載されています。

 

境内の至る所に貝が露出しています。ここはヤマトシジミ、マシジミの主淡貝塚です。時期的には縄文後晩期のもの

で、100個以上の日本最多級の土偶出土で有名です。また、日本武尊が東征の際、ここで戦勝祈願したそうですが、

その際、文馬(装飾した馬)を木に繋いだ事を起源として「立木」という地名が出来たとか。

 縄文の 貝踏みしめて 詣でたる みずちの宮に 遠き海の香 

 

立木貝塚より西に進み、住宅団地の中を登って、花輪台貝塚に着きました。ここは八千〜九千年前の縄文早期

の遺跡です。日本最古といわれるヴィーナス型土偶(花輪台ヴィーナス)の出土で有名です。

 

貝塚は小高い丘になっていて、上は広場になっています。海抜26.5mで、利根町一の高所です。写真は利根川方向

を撮っています。